『ゴドーを待ちたかった』2日間4ステージが無事終演しました。
ご来場・ご視聴・応援いただき、誠にありがとうございました。また、関係者の皆様ご家族の皆様にあつく御礼申し上げます。
ユニット美人が男ユニットで、すんなり『ゴドーを待ちながら』の上演ができて、新型コロナウィルス(COVID-19)の流行がなくて、もしも、もしも、そういう世界だったらこういう「劇」は間違いなく生まれなかったでしょう。
パンフレットの挨拶文にも、何を書いていいのかわからず・・・。状況は違うのですが、同じくらい私から見える世間や心がザワザワしていた東日本大震災直後の公演(gate#2参加『きれいな景色』)のあいさつ文やら台本やらを掘り起こして読み返したりしてみたのですが、まったくもってその当時も、何を書いたらいいのやら・・・何を書いても白々しく・・みたいな感じでした。
ユニット美人では、自分たちの興味や怒りや焦りやらをその都度その都度パッキングして新鮮なうちにお届けしているのです(毎度同じネタばかりやっているように思われるでしょう。実はそうなんですよ。)。ただ、今回に関しては、自分たちだけじゃなくて、ちょこっとばかり時代をパッキングできたんではないか、もしかしたら、ちょいっとは長期保存できる形になっているのではないか、いや、それはおこがましいか・・・いや・・いや・・・?
そんな風に思っております。
いかがでしたでしょうか?
この後、上演映像配信延長のお知らせをいたします。
もし、よろしければご登録いただきまして、上演映像をご覧いただけましたら幸いです。
ユニット美人
黒木陽子